【06.03.19】看護師増やせ、医療大改悪反対で100名が白衣行動

 3月19日に、医療改悪反対、医師・看護師を増やせの「白衣の宣伝、署名行動」が約100名の参加でおこない、愛知県医労連や愛知県社保協などが医療現場の深刻な実態を訴えました。
 自治体病院の仲間は、病院にも激しい人員抑制が押し寄せ、本来の市民病院の役割が果たしきれていない実態から、「何よりも市民のいのち優先の市政」への転換を呼びかけました。
 大学病院の看護師からは「現場の看護師配置数が圧倒的に少ない、高度医療を担う病院にもっと人員増を」「看護師が集まらず、年度途中に欠員でベッド制限せざるを得なくなっている」など大学病院が果たす本来の役割と現実のギャップに苦しむ姿が語られました。
 社会保険病院の仲間からは、公的医療としての機能を果たすため現場の看護師が毎日必死で努力しているが、政府の社会保険病院つぶしをうけて成果主義賃金が無理矢理導入されるなど、働く仲間の分断と競争が持ち込まれるなどの実情を切々と訴えました。
 1時間の行動で、医師・看護師増やせの署名が246筆、医療改悪反対の署名が130筆寄せられました。宣伝のあと、憲法とくらしを守る春の大集会にも合流しました。 若手ナースから「はじめての参加で感動しました」と頼もしい感想も出されました。

公開:2006年3月19日   カテゴリー: