【06.04.01】06年春闘 看護師確保・パート均等待遇の回答次々と

 06年春闘の労使交渉で看護師確保のための賃金改善、パート職員の時間給引き上げなどの回答が出されています。
 北医療生協労組は看護師の確保を目的に最大4,000円の手当アップ、夜間勤務のパート職員に時間給20円の引き上げ回答を引き出しました。時間給の引き上げは3年連続となります。パート職員約70名が労働組合に加入し交渉した結果です。
 尾張健友会労組にはパート職員の時給20円アップを回答がありました。また、病棟の看護基準を2.5対1から2対1(新10対1)看護に類上げするとの表明もされました。
 昨年春に結成した南知多病院労組は、昨年秋の「長時間パート職員の常勤化」に続き看護職に一律2,500円の賃金引き上げを実現しました。
 刈谷豊田総合病院労組は、定期昇給に加え賃上げ900円の7,524円回答を引き出すとともに、看護基準を現行の2対1から1.4対1にランクアップするとの表明がありました。
 医労連加盟の多くの組合が4月末までの決着にむけて交渉が続いています。

公開:2006年4月1日   カテゴリー: