【06.10.15】笑いと感動、介護への熱い思いがあふれた介護セミナー」

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 愛知県医労連の第4回「介護セミナー」が10月15日に開かれました。中日新聞に「老いの風景」を連載した渡辺哲雄さんが「介護する側、される側の心理や老いへの心構え」と題し講演、施設や事業ごとの実践交流会で、参加した51施設169名に笑いと感動、介護への熱い思いがあふれるセミナーとなりました。
 渡辺哲雄さんは、明治生まれの自らの祖母の介護体験を語りながら、生きるとは、老いるとは そして介護するとは、について講演しました。ユーモアを交えた話に会場は終始、大爆笑の渦に包まれました。また、リアルに愛する人への思いや介護体験、そして介護しきれなかった、もっと優しくしたかったと、誰もが持つ家族への思いの語りには涙をぬぐいハンカチを握りしめ聞き入る光景もみられました。
 毎日、介護利用者や家族と接し、介護が好き、人間が好きだからこの仕事を続けている介護労働者の心にひびく講演となりました。

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  また、リハビリの打ち切りで苦悩する利用者実態、新予防給付で福祉用具を取り上げられる深刻な実態、介護入所施設の現状、行き場のない療養難民を生む療養病床廃止に関わる問題についても特別報告がありました。
 講演のあと、療養病床、老健、特養、グループホーム、デイサービス、ヘルパー・訪問看護に別れ、賃金や労働実態の交流、業務上の悩み、よりよい介護への工夫が語られました。

公開:2006年11月9日   カテゴリー: