5．29「増員署名」国会提出行動
「増員署名」国会提出行動
～医師・看護師ふやせの運動が世論と政治を動かしていると実感～
「医師・看護師ふやせ！安全・安心の医療と看護の実現を求める５・29『増員署名』国会提出行動」が、日本医労連・自治労連・全大教の３者で開催され全国から550人参加しました。この集会には、愛知県医労連からは、９組合・支部から22名（全医労／豊橋、愛知地区。自治労連／名古屋市民、豊橋市民病院支部、中京、南、名南会、北、尾張、書記局）が参加しました。
「白衣の中央集会」では、田中千恵子日本医労連委員長から「この１年で署名が１００万筆を越え全国636の自治体で増員決議が上がり、など、世論や政治情勢も変わってきている。運動に確信を持ち、安全・安心の医療と働き続けられる職場の実現をめざそう」と呼びかけました。
良い医療と看護の実現を願う、医療関係者からも連帯あいさつ
連帯あいさつでは、外国からの医療労働組合や、各医療関係者らから連帯と激励を受けました。
（1）オーストラリア看護連盟・事務局長から「政府は必要な人に質の高い医療を提供する責任がある。オーストラリアでも医療従事者は不足。ともにたたかい続けよう」と激励。 （2）小児科医の夫を過労自殺で亡くし裁判で労災認定を勝ち取った中原のり子さんは「多くの人に医療現場の過酷な実態を知ってもらおうと講演活動を続けている。」 （3）看護師の娘・優子さんの過労死裁判を闘う村上加代子さんからは「医療・看護現場の改善を願う」と熱く訴えられました。
元気をもらいました！全国各地でたたかう仲間の運動報告
職場からは、全医労、北海道、広島、秋田住民の会、全大教、自治労連から発言がありました。
（1）全医労を代表して発言したのは、愛知の全医労・豊橋医療センターの石川さんです。「看護師不足で夜勤は10回、11回夜勤。署名が職場を変えるんだ」との決意で、ありとあらゆるつながりと、行動で署名を全医労でトップ集約で大奮闘する姿が語られ、会場を沸かせました。（2）北海道からは地方自治体の決議運動で全道180自治体中82自治体で採択させ「増員署名目標９万筆を達成。一昨年から毎月・札幌パルコ前の定例宣伝を１年５ヶ月・20回の経験や春闘ではオリジナルのぼり、ティッシュ、署名付ハガキを４万個作成で街頭で配布するなど奮闘している姿がリアルに報告され、引き続きがんばる決意が示されました。
この日の国会行動で、更に増員署名の紹介議員は、なんと100名に増えました！
この集会には国会議員からも、激励と連帯が表明され、自民党の寺田稔衆院議員と日本共産党の小池晃議員がかけつけたのをはじめ、10数名の議員秘書も参加。
集会終了後は、各県・各ブロックに分かれ、地元選出国会議員を総当たり。
今回の行動で口頭・文書回答あわせ国会議員の賛同は、新たに39名が、賛同を表明、一気に約100名へと増えました。
