【08.06.12】2008/06/06速報31号 後期高齢者医療制度廃止法案参議院で可決

高齢者を差別するな!

【2008/06/06速報31号PDF参照】

後期高齢者医療制度廃止法案が、参院委で可決
闘いは、いよいよ衆議院へ

 民主、共産、社民、国民新の野党4党が提出した「後期高齢者医療制度廃止法案」は6月5日、参院厚生労働委員会で可決され、きょう6月6日の参院本会議で可決、衆院に送られる見通しです。 野党4党は、(1)「70-74歳の医療費自己負担引き上げの廃止」 (2)「75歳以上の被扶養者への保険料徴収の廃止」 (3)「年金からの保険料の天引き中止」を柱とした廃止法案を5月23日、参院に提出していました。国会会期末は、6月15日ですが、国民の怒りが沸騰している廃止法案を衆議院で通過させる与野党の攻防が続く模様です。
◇まるで選挙並みの人だかり
        (4野党共同の党首宣伝行動で)
 参院の審議がヤマ場を迎えた6月4日東京の巣鴨地蔵通商店街前で4野党街頭演説には何と500人を超える聴衆が集まりました。
 演説で、民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員は出身地の福島県について触れ、「会津の農村の高齢者は月6万円の年金で生活しており、その金が天引きされる。こんな制度は一日でも続くことは認められず、つくった政権は倒すべきだ」と訴えました。 この宣伝には国民新党副代表の自見庄三郎参院議員 社民党党首の福島みずほ参院議員、共産党委員長の志位和夫衆院議員、民主党代表の小沢一郎衆院議員も駆け付けました。

※ 2回目年金天引きのこの日に世論と運動を最高レベルに!
愛知社保協「6・13 昼休みデモ宣伝行動」
12:15  市役所本庁舎前集合からデモ→自民党愛知県連前へ
13:30~署名・宣伝行動(栄・三越前)

公開:2008年6月12日   カテゴリー: