【09.07.15】【春闘速報(19)2009年6月26日】「2010年度政府予算の基本方針」

社会保障費の2200億円削減凍結

◇2年に1度の「診療報酬改定の年!」
◇5年に1度の「介護保険制度見直しの年」

自公政府「2010年度政府予算の基本方針」を閣議決定(6/23)

社会保障費の2200億円削減・・
「来年度は、自然増分は抑制しない」
としたが、毎年削減方針は撤回せず!

 今回の発表で2010年度は、来年度の抑制されないことになりました。これまでの社会保障費の毎年削減2200億円は、昨年度・2008年度は国民的な運動の成果で、抑制額は、230億円までになり、実質的には、削減を食い止めた形になりました。今回の政府の対応は、昨年にもまして、わたしたちの運動の成果です。
 しかし、政府は、あくまでも従来の社会保障費削減方針を崩さず、また、これまでの5年間の削減分1.1兆円も引き続き抑制するとしました。
 自公政権が社会保障費抑制を完全に撤回しないかぎり、国民の怒りの受け止めや、医療崩壊、介護崩壊の原因を作ったのは、社会保障費の削減をごり押ししてきた政府の姿勢にあるという事を反省をしていない証です。

 今度の解散総選挙では、自民公明党政府の無反省な態度を選挙の投票行動で示して、社会保障非違2200億円の撤回を行わせましょう!

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公開:2009年7月15日   カテゴリー: