【09.07.15】09秋闘速報(1)2009年7月15日「保助看法」「看護師等人材確保法」一部改正される

◇09秋闘速報(1)2009年7月15日「保助看法」「看護師等人材確保法」一部改正される

【速報】
「保助看法」
「看護師等人材確保法」の一部改正される

(7/9議員立法、全会一致、2010年4月施行)
◆  保健師助産師看護師法(保助看法)
・看護師の国家試験受験資格として、「4年制大学卒業者」を明記
・保健師・助産師の教育年限を「6か月以上」を「1年以上」に延長

◆ 看護師等人材確保法
・看護職員の卒後臨床研修の努力義務化

改正法が7月9日の衆院本会議で、全会一致で可決、成立しました。
 改正保助看法では、保健師、助産師の国家試験の受験資格となっている修業年限を半年以上から1年以上に延長することや、看護師の国家試験については、看護系大学の卒業を明記するとし、改正看護師等人材確保法では、看護師などの研修に関して国や病院開設者などの責務を明記するとしている。両法は来年4月1日に施行されます。
 現在4年制大学卒の看護師が増えてきている中で、国家試験の受験資格の仕方を変更したことや、助産師・保健師の教育年限は、ほとんどが1年になってきていますので、現状の到達点を法律に反映させたものです。また、現在、新人看護師の臨床研修制度化が検討会などで議論されており、そういった動きを反映した措置です。

・看護師などの状態悪化を改善させるためにも、国は2007年の「8日夜勤回数規制」「大幅増員」の国会請願採択に基づく、看護師等人材確保法を改正すべきです!この秋の運動で押し上げ実現させましょう

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公開:2009年7月15日   カテゴリー: