「介護処遇改善交付金（10月交付開始）」を活用し、秋の賃上げ運動を行おう
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０９秋闘速報（2） 2009年７月21日今こそ、労働組合絶好のチャンス介護処遇改善交付金活用PDF
【愛知県医労連の労働組合のみなさん！そして介護施設・事業所にはたらく、労働者にみなさんに呼び掛けます】
今こそ、労働組合
絶好のチャンスを生かさなきゃ！！
「介護処遇改善交付金（10月交付開始）」を活用し、秋の賃上げ運動を行おう
＜補助金制度の概要＞
◆ １００％国費だから、利用者負担は心配ない！
◆ 常勤換算で一人あたり１万5,000円を予算化
（1）都道府県に基金が設けられ、各介護施設・事業主が要件を満たし申請します。
（2）必要要件は「賃金改善の計画書」及び「賃金改善以外の処遇改善の計画書」の2つの計画書の作成し愛知県へ届けます。同時に事業主は賃上げの「方法と金額」などを就業規則等の文書にし職員に周知しなければならない、ことになっています。
（4）厚生労働省による今後の予定は、介護事業者説明会（愛知県では8月6日）開催、申請受付を開始、9月中に書類審査を終了し、10月から交付開始予定です。
介護産業での深刻な人材不足が社会問題になり、政府は介護労働者の賃金改善の必要性を迫られ、10月から「介護処遇改善交付金（仮称）」の支給を決定しました。当初、政府は介護労働者の賃上げを目的とし、4月から介護報酬3％アップしましたが、この間の連続2回の介護報酬ダウンや報酬アップが加算方式であることの批判の高まりに応えて、補助金方式での交付をおこなうものです。
ぜひとも、絶好のチャンスを生かして、賃上げ回答を引き出すために、すべての介護の関係職場の取り組みをよびかけます。
＜＜介護の労働組合への行動提起＞＞
（1）必ず「要求書（ヒナ形参考）」を提出し、賃上げ回答を迫ろう。
（2）以下の日程で足並みをそろえ運動しましょう。
9月早々に使用者宛の要求書を提出し10月補助金交付にあわせ
回答日を設定し、団体交渉を行いましょう。
今年１０月からの「介護労働者の賃上げに交付される補助金＝交付金の交付率は、以下です・・・サービス区分ごとの介護職員人件比率および交付金（表）
○○○○法人
理事長○○殿
2009年○月○日
○○労働組合
執行委員長○○○○
介護処遇改善交付金（09年10月交付開始）を活用した賃上げを求める要求書（「ヒナ形」）
貴殿の住民のいのちと暮らしを守る日夜分かたぬご努力に敬意を表します。
介護産業での深刻な人材不足が社会問題になり、政府は介護労働者の賃金改善の必要性を迫られ、この春の介護報酬3％アップに続き、10月から「介護処遇改善交付金（仮称）」の支給を決定しました。
愛知県医労連に加盟する私たち○○労働組合は、介護職員の賃上げが私たちの職場の人材確保につながり、利用者へのゆきとどいた介護の提供になると思っています。
また、同時に、介護処遇改善交付金の活用などの制度改善で、どの介護施設事業所でも人材の確保と定着を図ることができるようになることは、国民に対する安全、安心の介護の提供になるものであり、そのこと自体が私たちの願いです。今回の賃上げ要求が、そういった介護産業全体への人材確保の取り組みであることをご理解いただき、ご回答を頂けますようにお願いいたします。
記
１． 介護職員に対し、1人当たり基本給1万5,000円の賃上げを要求します。
また、非常勤職員に対しても正規職員と均等の賃上げ改善を要求します。
２． 回答は、9月○日までに、文書でお願いします。
以 上
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