3月10日 愛知県看護協会と愛知県医労連と懇談
看護の質をあげ、よい医療を提供したい
そのために看護師を大幅にふやすことが大事
共通の思いを語り合う
◆3月10日愛知県看護協会と愛知県医労連と懇談会
3月10日、愛知県医労連と愛知県看護協会との懇談会が行われました。
懇談会は、愛知県看護協会の会議室で行われ、協会から玉利会長をはじめ5名が、愛知県医労連側からは鈴木委員長をはじめ四役ら9名が参加しました。
今回の懇談の趣旨は看護師を増やすこと、そのために劣悪な労働環境の改善をどう進めるか、について交流や意見が交わされました。
看護協会からは、愛知県看護協会看護職確保定着事業・3カ年アクションプランの取り組みの報告のなかで、看護協会が看護師の離職防止対策を精力的に取り組まれていること、協会が行った実態調査の特徴が説明され、充分でないが少しづつ実態が改善方向に向かっていると説明がありました。
これに対し、愛知県医労連側からも、愛知県内の10万人看護師要求の署名運動や7対1看護基準の状況調査、夜勤実態調査結果など、運動やデータ収集に努力していることをのべ、看護協会とは同じ方向で運動をいっそう進めたい決意を述べました。
懇談の最後には、玉利会長から、看護の質をあげて、良い医療を提供することが私たちの願いです、そのためにもお願いする運動ではなく、社会や国民に政策提言できる取り組みが大事だと考えています、とされ、この点では、双方が大いに取り組みを強めることを確認して懇談を終えました。