【12.09.20】政府に介護報酬・緊急改定を求める全国運動と「ヘルパーアンケート」の取り組み要請

政府に介護報酬・緊急改定を求める全国運動と
「ヘルパーアンケート」の取り組み要請
 

 連日の奮闘に敬意を表します。
 今年4月から実施された介護報酬改定のなかで、ヘルパーによる生活援助(清掃、洗濯、調理、買物など)の時間区分が60分から45分などに改悪され、介護保険利用者とヘルパーにとって大きな打撃となり、社会問題に発展しています。
 全労連・ヘルパーネットでは、ヘルパーの生活援助切り捨てに象徴される今回の政府の介護報酬改悪に対し、緊急改定を求める運動として介護職場から大運動を起こすことを決定し、取り組みを進めています。この秋、10月8日(祝日・予定)の「介護にはたらく仲間の全国集会」を総決起の場として、単産・地域労連とともに、介護関係諸団体にも共同を大きく広げ、集会を大規模に成功させる意思統一を進めています。同時に、介護現場から今回の改悪から生じている問題を社会的に告発する「ヘルパーアンケート」を全国的な規模で取り組む大運動がよびかけています。
 つきましては、以下の取り組みについて積極的な取り組みをお願い致します。

1.政府に介護報酬の再改定を求める、運動について
1)目的
ヘルパーの生活援助切り捨てなど介護報酬改悪に対する再改定を求める運動づくり。

2)主な取り組みの内容
(1)10月8日(月・祝日 予定)「介護にはたらく仲間の全国集会」の開催
規模 400名 場所 星陵会館
内容 介護報酬再改定を求める決起集会、集会後にパレード。
日本医労連の参加目標については、別途、要請いたします。
(2)10月9日(火)対政府交渉(主催:全国集会実行委員会、代表参加)
(3)「ヘルパーアンケート」の大運動
 全国集会前に、記者会見を予定。介護報酬改悪の内容を社会的に告発する。

2.「ヘルパーアンケート」の運動について

1)目的
ヘルパーの生活援助切り捨ての実態を把握し、社会的に告発する

2)主な活用方法
介護にはたらくなかまの全国集会の前段で記者会見するなどマスコミ発表や対政府交渉の資料、審議会委員への資料などに活用する

3)集約目標
「全労連・ヘルパーネット」全体で、1万枚を回収目標としています。
日本医労連としては、上記のように全国合計で5,000枚以上とします。
参考 日本医労連・介護労働実態調査(2008年実施)集約6,818枚

4)回収の期限・集約目標
第1次集約  9月5日まで  回収目標  1,000枚
第2次集約 10月末まで   回収目標累計4,000枚 
最終集約  12月15日まで 回収目標累計5,000枚
* 愛知県医労連は5千枚配布。 回収目標:1千枚 

注:10月の全国集会にむけてマスコミ発表の資料とするため、第1次集約を9月5日としています。また、今回の「ヘルパーアンケート」は、政府に対する介護報酬緊急改定を求める運動として取り組むため、期間はこの秋いっぱいの12月末までを最終の期限としています。

5)運動の取り組み方(アンケート回収と組織拡大の2つを目的に推進を)
(1)加盟組合の職場のすべてのヘルパーにアンケートを呼びかけてください。
アンケートの回収と同時に、未加入者に対しては、組合加入を呼びかける行動として位置付けてください。

(2)愛知県医労連からは、未組織のヘルパー事業所に郵送を行いますが、加盟組織からも訪問又は郵送するなどして働きかけてください。アンケート用紙が不足する場合はご連絡下さい。

(3)ヘルパーアンケートの配布枚数について
地域の未組織ヘルパー事業所に対する運動を念頭に置き、アンケート枚数を各加盟組織に配布しました。不足する場合には、愛知県医労連にご連絡下さい。

<問い合わせ先>
連絡先 愛知県医労連 名古屋市熱田区沢下町9-3 労働会館本館4F
FAX(052)883-6956

公開:2012年9月20日   カテゴリー: