【12.11.21】第10回介護セミナーのお知らせ 講師は光野有次さん

いま注目のシーティング!!

第10回介護セミナーのお知らせ

日 時: 2012年12月9日(日)10時~16時(受付開始9時30分~)
会 場: 金山労働会館東館ホール(名古屋市熱田区沢下町9-3)
参加費: 500円(資料代)
内 容: 10時から記念講演 13時から実践・分科会

①記念講演「よりそう介護と道具の関係~生活づくりとしてのシーティング~」
光野有次さん(有限会社でく工房/シーティングエンジニア)


◆講師紹介

佐世保市に生まれ、金沢美術工芸大学卒業後、日立製作所デザイン研究所勤務。仲間と「でく工房」を設立し、障害者のための用具作りを始める。重症心身障害児施設勤務。現在は(有)でく工房(東京都昭島市)取締役会長。「みんなでつくるバリアフリー」(岩波ジュニア新書)「生活づくりのシーティング」共著(雲母書房)など数々の著書を出版。長年にわたり福祉機器や障害者施設に関し、先駆的なデザイン活動を展開し、その充実と発展に尽くした功績として国井喜太郎産業工芸賞(2000年)を受賞。また心身障害者の生活用具づくりと普及に貢献した功績として朝日社会福祉賞を受賞(1997年)

②光野先生によるシーティングの実践、その後、職種別分科会

◆申し込み方法 (1)名前、(2)施設名、(3)携帯電話・メールアドレスなど連絡先 (4)職種、(5)希望分科会名、(6)弁当の有無(1000円で申込み)を記入の上、申し込みください。定員150名、定員で〆切とします。

*介護職員、リハビリ、看護師、ケアマネ、福祉用具勤務者、ご家族など、どなたでも参加できます

◆シーティングとは
障害児・者や、高齢者が椅子・車椅子、又は座位保持装置を適切に活用し自立的生活を築くための支援や、介護者の負担を軽減する技術のこと。

◆主催者より
光野有次さんは工業デザイナーそしてバリアフリーの第一人者として、介護の分野では主に車椅子の専門家、シーティングの確立者として知られています。その活動は幅広く「ハンディを持つ人の食器・椅子から建物、空港や公共施設等の街づくり」まであらゆる場所で活躍され、その想いを自ら商品(道具)を作り上げる「でく工房」や「無限工房」を通して発信されています。
ハンディキャップを持つ人や、動作が困難な人にとって生活に欠かせない道具をつくりだすことは、その人一人ひとりの、人としての営みや生き方を理解した上での作業が必要とされます。
また、制度のからみなど様々な困難のなか、「想いを形にする」、「想いを実現する」ことは、分野が違っても介護、看護ともに共通するプロセスをもちます。今回の介護セミナーは、道具が手段のみでなく生活をつくり広げるものであるという光野さんの深い知見と「目からうろこ」の発想や工夫、実践を通したマインドに触れることで介護技術や援助論という視点にとどまらず、私たちの仕事が生活に根差した社会性をもった仕事であることを改めて認識し、またひとつ、自分の仕事の価値や役割を新たにみつけられることを期待しています。

チラシ・申し込み用紙はこちらから☆

公開:2012年11月21日   カテゴリー: