大増税・社会保障改悪阻止 大幅賃上げ
いのちとくらし守る13春闘“しつこく”闘う」
権利は後退させてはいけない スッポンのようにしつこくたたかおう
日本医労連は、1月22日~23日の中央委員会で春闘方針を決定しました。
開会あいさつで山田真巳子執行委員長は、「人権裁判朝日茂さんはいのちをかけて憲法25条を守りたたかった。社会保障の運動は勝ち取ってきたものであり、改悪させてはならない。13春闘は要求を簡単に手放さないスッポンのようなしつこさでたたかおうと話しました。
国民の一致する要求を国民との共同を広げる春闘へ
春闘方針を提案する中野千香子書記長は、今年夏の参議院選挙で安定多数を確保すれば、一気に平和憲法の改悪を狙う危険な内閣であり、原発ゼロや早期の震災復興、オスプレイ配備・TPP参加反対、医療・社会保障の充実など一致する要求での幅広い国民との共同を広げて取り組む春闘にしていくことを強調しました。その上で大幅賃上げや大幅増員・労働条件改善の産別に結集した職場・地域からの運動を展開しようと呼びかけました。
職場の要求で団結 「夜勤は有害業務。保護と規制をすすめよう」
職場の切実な要求を拾い上げ、みんなで取り組み、全ての職種の増員と働くルールの確立の実現に向け職場のたたかいの重要さを示しました。夜勤は安全にも健康にとっても有害業務、だから保護と規制が必要だという世論を巻き起こし署名100万筆達成を呼びかけました。
要求提出は2月末日 スト権確立 統一回答指定日は13日、14日はスト等
全組合が2月末までに独自要求と日本医労連統一要請書を提出し回答指定日翌日にストライキ等を配置して、3月13日の回答指定日に誠意ある回答を引き出す。回答翌日にはベア回答や医療社会保障の充実を求めて1時間以上の「いのちまもる」全国統一ストライキ・行動を成功させる。診療・介護報酬改善や労働時間規制は個別組合では解決できるものでなく、産別と地域に結集したたたかいの重要性を示し、たたかう職場の仲間を拡大し、全国の仲間と連帯し、「しつこく」たたかって要求実現をめざそうと提起しました。
賃金の課題の発言が最多 活気あふれる討論
提案を受けて、33人から発言がありました。賃金闘争の課題が12人と一番多く、ベア獲得、ストライキを配置し産別に結集したたたかいの重要性を求める発言は活気あふれるものでした。愛知県医労連からは2名の中央委員の参加で林書記次長が、西野委員長、小岩書記次長が1日ずつ、西尾書記長が中央執行委員として参加しました。林書記次長は春闘での産別・地域結集、夜勤改善求める署名の目標突破、組織拡大の第8次3カ年計画で1万5千名建設に向け新人加入100%に向けダッシュをかけて奮闘したいと発言しました。
医労連賃上げ統一要求額
正職員等(誰でも・月額) 2万円
パート等(誰でも・時間給)200円以上
春闘スケジュール
2月末日まで 要求書提出・日本医労連統一要請書提出
(要求書に医労連の統一要求額、年齢・職種ポイント賃金を明記)
スト権投票(ストライキを構えて誠意ある回答を引き出します)
3月13日 統一回答指定日・団体交渉
3月14日 スト・統一行動(患者さん職員に目に見える楽しい行動を提起)
愛知県医労連統一行動15時~17時 金山南口
夜勤改善・大幅増員
2月 6日 夜勤シンポジウム 星陵会館ホール
2月 7日 国会議員行動
2月24日 第5回ヘルパーセミナー、17時30分~署名宣伝 金山南口
3月 3日 春・第1回ドクター・ナース・介護ウェーブ