【13.09.04】第63回定期大会アピール(旧トップページ)

 
第63回定期大会アピール

愛知県医労連は7月7日に第63回定期大会を開催し、代議員・傍聴、役員ら122名で大きく成功しました。
第8次組織3ヶ年計画の初年度、組合員1万5千名の組織建設を目指して奮闘した結果、3つの新組合を結成し、昨年から186名の組合員を増やし、7年連続増勢かつ6年連続過去最高の組合員数、1万1557名の峰を築きました。

私たちは、医師・看護師・介護職員の大幅増員と、夜勤交替制勤務の改善、安全・安心の医療・介護・福祉の実現を求めて、県交渉や自治体意見書採択、加盟組合の病院訪問、年4回のドクター・ナース・介護ウェーブ、看護協会との懇談など、いのちまもる地域キャラバン行動に勢力的に取り組みました。

そういった運動の結果、厚生労働省は2月、看護に続く「医療分野の雇用の質の向上のための取組みについて」通知を発出し、医療分野の勤務環境改善に踏み出しました。日本看護協会は医療界で初めての指針となる「看護職の夜勤・交替制勤務に関するガイドライン」をまとめ、夜勤改善に動き始めています。

また厳しい情勢のもとでも、この愛知では3月に名古屋市が保育料の値上げを断念し、敬老パスの見直しをストップさせました。6月には愛知県が福祉医療制度の一部負担導入を見送りました。地方公務員の賃下げは9割近い自治体で実施させておらず、あきらめず闘えば変えられる情勢を創り出しています。

大会では、ベースアップや労働条件改善、署名や組織拡大の元気な報告が相次ぐ一方、職場の切実な困難さも語られました。こうした事態を打開するため、秋から全国一斉「いのちまもる地域キャラバン行動」が提起されました。県交渉や議会請願、関係団体への要請や署名宣伝などに取組み、私たちが「国民のいのち」と「働くもののいのち」を守る先頭に立つ決意を固めあいました。

全国に700万人、愛知では25万人と言われる広範な医療・介護・福祉労働者の組織化を視野に、すべての加盟組織が未組織労働者の組織化に挑戦し、医療・介護・福祉分野での制度政策要求の実現をめざし、この愛知で影響力のある大きな医療介護の産業別労働組合をつくりましょう。

7月21日は参議院選挙の投票日です。より良い医療・看護・介護の提供と働きやすい職場の実現のために力を尽くしましょう。投票用紙という短冊に平和な未来の願いを込めて、すべての組合員が参政権を行使しましょう。

以上 アピールします。

2013年7月7日
愛知県医療介護福祉労働組合連合会 第63回定期大会

公開:2013年9月4日   カテゴリー: