【13.09.30】13秋闘速報5 済生会病院不当解雇無効訴訟 原告の「勝利和解」おめでとう!

済生会病院不当解雇無効訴訟
原告の「勝利和解」おめでとう!!

9月25日、愛知県済生会病院整理解雇無効裁判の勝利和解報告集会が行われ、弁護団や支援者など約50名が参加しました。この裁判は愛知県済生会病院が急性期病院から回復期リハ病院へ転換に伴い、2011年3月末に大量の整理解雇を強行した事件で、当該組合員5名(その後1名は辞退)が整理解雇の4要件を満たさない不当解雇と職場復帰を求めたものです。2年にわたる審理の後、5回の和解協議の結果、2013年7月31日をもって和解が成立しました。
主な和解内容は、(1)2011年3月末で病院都合により退職する。(2)原告側が請求した解決金(約1千万円)を支払う。(3)双方この件に関して債務・債権を有しない。等です。判決を待って組合員は職場復帰する予定でしたが、裁判が長引き、個々の事情が変わってきたことから金銭和解となりました。

理不尽な解雇は許さない、大義ある闘いは勝利できる
弁護団の松本弁護士は報告集会の中で、この裁判の教訓は3つ。(1)裁判の中で理不尽な解雇が明らかになったこと。(2)大義がある闘いは立ち上がれば必ず勝利できること。(3)大きな支援の輪があってこそ勝利に導くことができた。と報告。当該労組や医労連、争議団や地域住民の方から次々に喜びの声が寄せられ、命を預かる医療機関で二度と不当な解雇をさせない決意に満ち溢れた集会となりました。

 

公開:2013年9月30日   カテゴリー: