【15.03.20】増える非正規職員を仲間に迎え2015春闘パート要求前進を

増える非正規職員を仲間に迎え2015春闘パート要求前進を

 
2015年3月14日、第6回パートの仲間の学習・交流集会を開催しました。4組合11名が参加しました。司会は林次長が行い、開会あいさつを西尾書記長が行い、問題提起は田島書記次長が行いました。田島次長は、「この12年間で3人に1人がパート・非正規労働者で労働者の間での格差が広がっており、パートなど非正規労働者の待遇改善が重要。2015春闘で要求前進させよう。」と話しました。閉会あいさつは愛労連パ臨幹事の小椋さんから「最賃運動を前進させることに意味がある。組合運動の柱として位置づけよう」とまとめました。

パートの目線でパートのしゃべり場

 
集会の講師のコープぎふ労働組合の古池まさみさんは「パートだからこそできる要求実現の運動」と題し、『パートの気持ちはパートにしかわからない』と自らもパート労働者で組合の専従となった古池さん。組合活動をイキイキと盛り上げ、パートもアルバイトも、全員パート職員はユニオンにしてきました。『パートは楽しいことが大好き。おしゃべりが大好き。だから楽しい企画をやろう。』をスローガンに、「パートが考えないと要求は作れないと強調し、パート執行委員会を年間10回開催して職場の話し合いを大切にしながらパート自身が考えて要求を作ることが大事」だと話しパートの人の目線でパートの要求運動を元気に進めているお話しに、大変元気をもらいました。
 生協労連では拡大のための「組合はあなたを守る」マスク、権利ノートなど、思わず手に取りたくなる明るい色彩のグッズで拡大を進めていることも紹介されました。

南生協からは「春闘で920円以下の時給が10円から20円上がった。共済をアピールして拡大を進めていきたい」、南知多からは「常勤登用期間を短縮させ、嘱託の時給をアップさせてきた」、「国共東海からは非常勤の正規化を実現させてきた。集まりを持って組合結集図りたい」、全医労からは「4月から非常勤の賃金が大幅にアップする」など、成果や取り組みが報告されました。
愛知県医労連の2015春闘は7組合中4組合で非常勤のベアが出ています。また豊橋市民病院の派遣助手が非常勤採用となり、説明会を何回か開いて49名を加入させるなど、非常勤の拡大、待遇改善がすすんでいます。
非常勤の対話をすすめて運動の前進を図ろうと意思統一しました。 
時給1000円以上めざし、最賃署名をすすめよう

 

公開:2015年3月20日   カテゴリー: