愛知医療研に132名参加 いま、いのち守る先頭に立とう
5月24日(日)第33回愛知医療研究集会が開催されました。石田副委員長の司会で始まり、西野委員長が開催挨拶。午前の記念講演は104名が参加、午後は7つの分科会が行われ、総勢で132名が参加し大きく成功となりました。
患者第一(ペイシェントファースト)の医療実現に向けて日本医療の実態を知り、広め、世論を動かしていこう
記念講演は「本当の医療崩壊はこれからやってくる」と題して本田宏先生(前済生会栗橋病院院長補佐)に講演を頂きました。
本田先生は3月末で病院を退職し全国で講演されています。日本の医療の仕組みと問題を世界との比較から解き明かし、時にユーモアあふれる語りで、参加者を引き込みました。
「戦後最大の悲劇は、善意の人の沈黙と無関心」医療や教育費が無償のキューバは、投票率が90%以上、国民の命を大切に国家であり、日本でもみんなが医療の問題を知って、知らせていけば、それが、大きな世論になり、動かす力になると力説しました。
7つの分科会を開催(88名)
午後からは7カ所に分かれて分科会を行いました。総勢で88名の参加者が現場の実践を交流しました。
看護分科会は地域医療分科会と合同で開催、豊橋支職病院支部の中川さんが「2025年問題を考える」と題して東三河地方の医療実態を報告、全医労愛知地区の長尾さんが「県の看護職員対策の実態」について報告しました。
精神分科会ではこころのくらしのサポートセンターなないろの新井さんから「障害を乗り越えて共につくる地域づくり・まちづくり」というテーマで講演を頂きました。
看護分科会
介護分科会
給食分科会
保育分科会
放射線分科会
精神分科会