【16.09.29】秋闘速報? 愛知社保協 介護保険改善運動交流会 

『介護保険は詐欺!!』運動を強めよう

9月24日、愛知県社保協・愛知ケママネの会は介護保険改善運動交流会と愛知ケアマネの会第6回総会を金山労働会館で開催し、ケアマネら84名が参加しました。
愛知県医労連からはなごや福祉施設協会労組と書記局が参加しました。
講師は大阪社保協の日下部雅喜さんを招いて「どうなる介護保険・総合事業~サービスを守るために~」というテーマでお話しをしていただきました。
講師はまず介護保険が大きく変わり始めたと指摘し介護の4大改定(?要支援1、2の保険外し、市町村事業化 ?特養新規入所は要介護3以上 ?一定以上の所得者2割負担 ?非課税者の施設食事・部屋代軽減に預貯金要件) を推し進め、さらに生活援助と福祉用具は自己負担で保険からも事業からも外され、「公費」は「増やさない」、「保険料は限界」、「給付」は「削減・負担増」で介護保険制度は限界にきており、『介護保険は詐欺』だと指摘しました。
総合事業は『生活援助』の内容・目的・効果を無視し「無資格でもできる論」となり、新規の利用者は受けられなくなる可能性もあり、ヘルパー派遣やデイサービスの基準緩和型サービスは7割程度の単価となり事業所の経営難やヘルパーの待遇が低下し利用者もサービスが受けられなくなると指摘しました。
今年6月から総合事業が始まっている名古屋市の事例もあげ、『ミニデイ型通所サービス』では利用なし期間6か月はさまなければならないという内容です。講師の日下部さんは、総合事業本格実施の2017年4月まで国に総合事業の撤廃を国に求め、地域住民に運動を広げ老後の安心できる生活を作っていこうと訴えました。

★「介護保険制度の見直しに対する請願署名」はじまります。

● 第14回介護セミナーのお知らせ☆彡

日程:12月11日(日)10時~ 労働会館
講師 宮尾真一医師
名鉄病院(認知症疾患医療センター長) 
テーマ「幸せな認知症ケア(仮称)」

● 11月11日介護の日 介護の現場実態記者会見/県議会まわりを行います

11月11日(介護の日)は、秋闘統一行動日。加盟組合での秋闘統一行動に終わらせず愛知県医労連として介護の日アピール行動を計画します。記者会見を行い介護労働の実態を告発し、愛知県議会の請願行動を行います。13時30分県庁集合

公開:2016年9月29日   カテゴリー: