2016秋闘全国統一行動
介護現場を知ってほしい
改善が必要な実態を報じて欲しい
愛知県医労連は11月11日(介護の日)、「介護制度の充実で、安心の介護と処遇の改善」を求めて、県庁記者クラブにて記者会見を行い、介護役員を中心に4組織から12名が参加しました。西尾副委員長が司会をすすめ、ケアマネージャーの石田副委員長が下記を報告。県と県議会は、国に対して介護労働者の抜本的な処遇改善を求めるよう強く要望した。
?他産業平均で月額9万~10万円低い 介護職賃金の抜本的改善
?ワンオペ危険な1人夜勤 16時間以上の長時間夜勤の規制強化
?介護の安上がりと質の低下を招く 外国人技能実習生の介護職導入の中止
続いて、介護役員が現場の実態を次々に報告し、希望とやりがいの持てる介護の体制強化を強く求めました。
特養の夜勤1回でコールは100回以上、体を壊さない体制強化を(なごや福祉施設協会労組 永田委員長)、介護職4年目。この先、結婚して家庭を持ち働き続けられるか不安(名南会労組 寺井書記長)、16時間夜勤月6回は体にこたえる 福祉職全体の処遇改善を(北生協労組 小林さん)、介護のプロは常に笑顔と教育を受けも 休みのないGHは笑顔も限界(南生協労組 川上書記次長)
記者会見の会場には、東海テレビ、日経新聞、中日新聞、愛知民報の4社が同席し、介護の仲間に熱心に取材する姿もありました。
記者会見後は、愛知県議会の健康福祉委員会所属の、鷲野恵子県議(共産)が面会に応じてくださり、医療介護現場の実態について懇談、夜勤改善、介護処遇改善を求める請願書を受け取って頂きました。また、自民、民進、公明党の会派をまわり、請願書の紹介議員を検討していただけるよう要請しました。
◆秋闘回答が出たら急ぎ、愛知県医労連に集中してください
◆全国統一行動結果も報告お願いします
【写真】懇談に応じる鷲野恵子県議会議員(左から2番目)