燃える 2017春闘 第3弾
医療/介護の時給1000円以下なくせ
誰もが時給1500円以上を目指そう
看護師の最低賃金要求月額は愛知県内で3年卒の新人で22~23万円、大卒の新人で23~24万円と高く引き続き24万円(日本医労連22万円)とします。時間給は加盟組合では、なごや福祉施設協会1800円、愛知の国立病院機構1620円、豊橋市民・蒲郡市民病院は1610円であり、看護師の時間給要求額は1700円(昨年+100円 日本医労連1500円)とします。
誰でも最低賃金要求額は愛労連が昨年生計費調査を行い、25歳独身女性で年収271万8996円(時給1511円)、25歳独身女性で年収271万5456円(時給1509円)等の結果が出たことから、最低年収300万円、時給1500円(一時金なし)とします。
介護労働者の時間給は、2016年9月介護労働安定センターの調査(平成27年度介護労働実態調査)の結果、愛知の平均時間給は1157円です。愛知県の介護の有効求人倍率は東京に次いで高く深刻な労働力不足にあり、他産業への流出を防ぐための賃金底上げが不可欠です。東海地区大手の介護派遣会社は「介護福祉士 高時給1300円~1600円」と募集の攻勢を強めています。昨年9月には愛知県議会、名古屋市議会で最低賃金1000円以上の早期実現を求める意見書を採択しましたが最低賃金引き上げは社会的な流れです。
「医療・介護の職場から最低時間給1000円以下を一掃し、1500円以上を目指す」ことは、誰もが生活できる賃金底上げ、均等待遇実現、人材確保という点からも、極めて重要な要求です。この春闘で徹底的に時給1000円以下をなくす闘いを強めましょう!