署名推進ニュース 第13弾
夜勤改善署名の「紹介議員」
もとむら伸子衆議院議員 国土交通委員会で国会質問
介護施設の逃げ遅れゼロへ
1人夜勤の解消 国に求める
新夜勤改善署名の紹介議員になって頂いている、もとむら伸子衆議院議員(共産)は4月19日、衆議院国土交通委員会で水防法改正案に関して、洪水や土砂災害のリスクが高い地域にある社会福祉施設、学校、医療施設などの要配慮者利用施設にたいし避難確保計画の作成と避難訓練の実施を義務づける改正が盛り込まれたことをうけ、介護・障がい者施設の「1人夜勤問題」を取り上げ質問しました。
1人夜勤は「防災・防犯・日常の安全上」解消が必要
もとむら議員は、昨年の台風10号で入所者9名が逃げ遅れ亡くなられた岩手県岩泉町の小本川ぞいのグループホームの被災当時の職員体制を質問。厚生労働省の坂本大臣官房審議官は「管理者一人のみだった」と回答しました。さらに、秋田、東京、愛知の介護従事者の声を紹介し、「一人夜勤」は防災の上でも、防犯の上でも、日常の安全・安心のためにも改善しなければならず、避難確保計画、避難訓練実施を義務付けるのであれば、夜間であっても確実に避難できる「逃げ遅れゼロを保障する職員体制が必要」だと迫りました。
また、国土交通大臣に対して、避難確保計画・避難訓練の義務化を受けて、夜間職員の増員など体制強化、そのための予算を増額し、介護や障がい者福祉施設で一人夜勤は許さない基準にすることを求めました。石井国土交通大臣は「厚生労働省とも連携し、要配慮者利用施設における必要な防災体制の確保を支援していく」と答弁を引き出しています。集めた夜勤改善署名が国会質問につながっています!
新夜勤改善署名をさらに積み上げ、国に夜勤改善を迫ろう