ハラスメントのない職場をつくろう
8月5日、第13回労働安全衛生学習交流集会を開催、10組織から過去最高26名が参加しました。テーマは「医療や介護で働く人のためのハラスメント講座(パート2)」
職場でハラスメントを許さない環境整備をすすめよう
今回の講師は産業カウンセラーの大須賀しづかさん(看護師)ハラスメントを繰り返す「ハラッサー」はイルゴイエンヌ(フランスの精神科医)によれば「自己愛的な変質者」で、仲良く折り合うことは出来ない。その点で通常考える相手との良い関係づくりとは異質のアプローチになる。ハラッサーを変えようとしてもダメ、組織を破壊するハラッサーが職場を去る職場づくりが必要と力説しました。
ハラスメントゼロに必要なことは、?相談体制や窓口強化(職場内、組合役員、公的機関)、?自分を変える(カウンセリング、心理教育の実施)、?職場体制の強化(労安活動、就業規則改定、労組のハラスメント防止協定)。大須賀さんの職場で取り組むハラスメントゼロに向けた規則改正、相談体制の紹介もありました。
また、ハラスメント場面を設定したロールプレイングで、ハラスメントに巻き込まれない感覚のトレーニングを実施しました。