23組織129名の参加で意思統一
愛知県医労連は7月8日、第73回定期大会を開催し23組織から代議員、役員、傍聴を含めて129名の参加で成功しました。開会あいさつで石川淳子副委員長は、仲間も組織も増えて大会を迎えることができたことに喜びを語りました。渡邉執行委員長は、「今年に入って3組合が新規結成された。一つ一つの組合の思いを大事にしていきたい。」とあいさつを行いました。
愛労連から榑松佐一議長は、「医療費を減らすためにベッド数を減らすというあべこべな状態。軍事に使うお金があれば医療・介護に使ってほしいという声を上げる必要がある」と述べました。
日本医労連の鎌倉副委員長からは「子ども達の間で“偽造ねつ造安倍晋三”という言葉が流行るほど。暴走は続けば矛盾が広がる。共同が広がる条件は広がっている。厚労省は医師の仕事を他職種へ移そうとしている。特定看護師の問題も同様。安易な業務の移譲は問題。医師の抜本的増員での問題解決を。日本医労連の組織数はあと173人増やせば過去最高への到達。組織の拡大強化を。全国医療研は三重県で来年実施予定。愛知の全面的なバッグアップをお願いしたい。」と述べました。
林書記長は議案提案で1年間の活動を振り返り、看護労働実態調査の記者会見を多数のマスコミが取り上げたこと、国会行動が国会質問につながったこと等、私たちの運動が世論を動かしていることを強調。組織拡大でも、昨年比+156名で、12,464名となり、11年連続過去最高を突破したことを報告しました。
秋闘では、全国一律最賃制の実現を目指した署名の取組、夜勤改善・増員新署名の取組、いのち守るキャラバン行動のスタート、平和の取組、第10次組織拡大強化3ヵ年計画のスタートなどに取り組んでいくことを第1号議案として提案しました。
西尾副委員長より、組織拡大3ヶ年計画の2号議案にて、1万6千名の組合員数を目指す決意が示されました。また、17会計報告と18会計予算の3号議案が提案されました。
昼休みには、解雇争議を行っている「第一交通労組」の訴えとカンパに取り組み、25,430円が集まりました。
午後は、「全国・産別最賃をつくろう」のミニ学習会を行い、沖縄平和ツアーの参加者から報告がありました。
討論では21名の発言が活発に行われ、夜勤改善・大幅増員署名や組織拡大・共済推進の取り組みなど議案を補強する発言がされました(発言の詳細は続報します)。
青年から、7月に行われる東海北陸ブロックアクトin岐阜や、青年委員会の協議会化、来年の北海道アクトに向けての物資販売協力の呼びかけがありました。
第1・第2・第3号議案とも全会一致で採決されました。
2018秋闘スト権投票でスト権を確立し、新執行体制の選挙では、会計監査2名を含む35名全員が信任されました。大会アピールを中川執行委員が読み上げ拍手で確認しました。渡邉委員長の「団結がんばろう!」で終了しました。
急遽、討論のまとめで西日本豪雨災害の支援カンパを提案し承認が得られ、6万円が集まりました。
大会では保育を用意し、3名が利用され、子連れで参加できると喜ばれました。
忙しい中、1日大会に参加されたみなさん、役員のみなさん、本当にお疲れ様でした。