「学びを力に」大きく、力強い労働組合をつくろう
愛知県医労連は9月15日～16日、豊田市にて「ユニオンセミナー」を開催し10組織28名が参加しました。今年度新たに執行委員に加わった方も4名参加。
1日目は林書記長を講師に、組合活動の基本や、団体交渉の進め方について学習。仮定の組合の事例をもとに、どう要求を練り上げ、団体交渉に挑むかをグループで話し合いました。その後、幸島副委員長より「知らなきゃ損する医労連共済の話」を学習。
2日目の講師は、愛知県学習協
議会会長の、吉田豊先生。グループワークを挟みつつ、わかりやすくユニークな講演で、参加者は惹きつけられました。
夜は遅くまで職場の状況や活動の悩みを語り交流。楽しく学べて、明日からの活力を充電できたセミナーとなりました。
吉田先生の講演内容
◆レッスン?「仕事とは何か？」：働き方改革で労働者の保護が希薄となっている情勢を学習。
◆レッスン?「労働組合って何ができるの？」：組合のデメリット＜＜メリットとする必要がある。「この1年、これだけは獲得する！」と戦略を立てる。皆が欲しい物が組合事務所にあると人が集まる(例：キャンプ用品、映画チケット等)。
◆レッスン?「労働組合を大きくする技と知恵」：「ひふみんアイで職場を見てみよう」と相手の側から俯瞰して物事を見ることが重要。
◆最後に：「組織拡大は組合の生命源。1人の非組合員に40人で声かけを。他人から知人、知人から友人になろう。
<参加者の感想>
・予想以上に基本を知らなかったが、大事な視点だった。
・戦略的に物事を思考することの大切さを痛感した。
・他労組の取組み・考え方、大変参考になりました。
・改めて振り返りできて、現在の労組員や新しい方へのアプローチ方法がみえた。