20春闘速報④ 第76回臨時大会詳報☆地域医療まもる20春闘にワンチーム!

愛知県医労連は第76回臨時大会を1月19日に開催し、代議員・傍聴・役員など全体で126名が参加。臨時大会としては近年最高数の参加となりました。代議員は22組織59名が出席。午後は活発な討論を行い、満場
一致で2020春闘方針を含む大会議案を決定しました。
大会では西尾重範副委員長が開会あいさつを行い、
平山代議員(国共東海)、中井代議員(北生協)を議長に選出しました。その後、執行委員会を代表して渡邉一執行委員長が「ラグビーワールドカップの“ワンチーム”は組合に通じるものがある。それぞれの能力を活かし、全力でスクラムを組んでいこう」と挨拶しました。

西尾書記長より、2019秋闘の到達点と2020春闘方針の提案があり、林副委員長より上半期決算と補正予算案の提案がありました。南生協労組より争議支援の訴えがあり、カンパが35,000円集まりました。昼休みには、全労連作成の最賃学習ビデオを上映しました。このビデオには医労連から参加の最賃体験者も登場し、最低賃金生活体験の感想を話してくれています。
午後の討論では代議員より、「職場会議をするようになり2名加入してくれた。国会行動に参加した組合員が国会議員でなくてもここまでできる、労働組合ってすごい!と感動していた」「秋闘では4回の団体交渉で、非正規の寸志5千円を勝ち取った」「4月から非常勤の忌引き休暇が常勤と同様になる。賃下げ案は、3193筆・231団体の署名を提出し阻止させた。」など21名から発言がありました。緑区ケアユニオンの仲間からも活動報告がありました。閉会あいさつにて永田副委員長は、「仕事や労働組合運動は困難も伴う。幸せとなるために活動を行っている。ひとつひとつやり遂げていこう」と締めくくりました。最後は渡邉委員長の団結がんばろうで閉会しました。終了後に金山駅で自衛隊の中東派兵に反対する緊急宣伝を行いました。

 

来賓あいさつ

愛労連・知崎議長
京都市長選のように、名古屋も「こういう市長が仕事をするんだから、ぜひ税金払って」と胸を張って言える市長を選びたい。生活改善のため首長を変えよう。労働組合が見える活動をしたい。3月12日は趣向を変えて、名古屋駅でストライキなど映像を映す。夜勤の問題や人手不足など訴える動画を送ってほしい。誰もが8時間働けば人間らしい生活ができる社会をめざす。

日本医労連・三浦副委員長
サービス残業は人手不足を覆い隠すことになる。ある病院では夜勤で休憩できないとみんなで時間外申請した。その方が経営を圧迫すると 2人夜勤を3人夜勤にさせた。3月4、5日は中央行動。きちんと休憩や休暇を取るには看護師は300万人、厚労省のいう1.5倍は必要。この働き方どう改善するんだと追求してくれる議員を増やそう。

 

 

 

 

 

公開:2020年2月17日   カテゴリー: