愛知 8月15日(土)〜3週間予定 名演小劇場
※その他の地域での上演情報は、公式ホームページをご覧ください
監督 神山征二郎
リーマン・ショックの嵐の吹き荒れる2008年末、大手自動車メーカーで派遣工として 誠実に仕事に励む五味洋介に吹き寄せる理不尽な「派遣切り」の嵐。この嵐に立ち向かう姿を、 愛する家族や仲間たちとの日々を通して描いた実話に基づく物語。
石黒賢が主人公の派遣工を熱演。妻役の中山忍の夫を支える姿が美しい。「非正規」で働く人々の現在を通して日本の未来を問う問題作
「派遣切り」に立ち向かう父と家族と仲間たちの希望の物語
ものがたり
青森の八戸でリストラにあった五味洋介(石黒賢)は妻の夏美(中山忍)と子どもたちを実家に残して静岡の大手自動車メーカーの工場の旋盤工として働きながら、仕送りを続けていた。洋介は派遣社員であったがベテラン技能者として職場でも信頼され、充実した日々を送る合間に家族を三島に呼び、ともに暮らせる将来を夢見て頑張っていた。
しかし、ある日突然、リーマンショックに端を発した非正規労働者の「大量首切り」により職場を追い出されてしまう。洋介は理不尽な仕打ちに抗し、仲間と一緒に労働組合に入って立ち上がった。だが洋介や妻たち、支援の人々の願いは届かず、会社と裁判所は冷酷だった。
そんな折、闘病中の夏美が倒れたと いう知らせを受け、洋介は郷里へ向かう・・・・。
公式ホームページより抜粋