20秋闘速報① 第77回定期大会開催 コロナで大変な現状を交流 今こそ労働組合の出番

第77回定期大会 21組織100名参加 結成60周年を過去最高現勢で迎えよう
愛知県医労連は7月5日、第77回定期大会を開催し、21組織100名の参加で成功しました。今回は、コロナ禍を考慮し、時間短縮しての開催、傍聴者は別室、zoomでのリモート参加も認めるという、制限された環境での開催となりました。そのような中でも多くの方が参加してくださり、コロナで大変な現状を交流し、「大変な今こそ労働組合の出番」という思いを高め合った大会となりました。

日本医労連・森田しのぶ執行委員長がオンラインで来賓あいさつ。公立公的病院の再編統合や、防衛費が増え続ける政治の矛盾に触れ、「私たちの要求が実現される地方政治を実現しよう」「強固な医療産別の建設を」「コロナ感染拡大の難局に向き合うには医療提供体制の拡充しかない。今後の第二波第三波に備え、誰もが生活しやすい社会を目指そう」と呼びかけました。

今回、コロナでどうしても参加できない方のために、初めてリモート参加を認め、5名の代議員がzoomで参加しました。会場が密になるのを防ぐため、傍聴者も別室からzoomで視聴しました。

満場一致で採択
第1・第2号議案とも全会一致で採決されました。
2020秋闘スト権投票でスト権を確立し、新執行体制の選挙では、会計監査2名を含む34名全員が信任されました。渡邉委員長の「団結がんばろう!」で終了しました。休憩中に南生協労組の争議支援カンパを募り、14,542円が集まりました。このような状況の中、大会に参加してくださったみなさん、役員のみなさん、本当にお疲れ様でした。

永田副委員長の閉会挨拶
試行錯誤の中での参加に感謝。自粛していても、あたたかい物を届けたいという力は変わらない。次に備える力になったと思う。空手の「押忍」は押して忍ぶと書く。刀で刺されたような辛いとき、心でないと支えきれない。前に進んでいる、心で乗り切れる力、暖かいものを届けるアクション。 これからの新しい組合活動に期待している。

 

 

公開:2020年7月8日   カテゴリー: