10/22、医労連・保団連・民医連・自治労連・社保協など10団体が共催する「いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ!10・22総行動」が東京・日比谷野音で開かれ、YouTube配信されました。全国の会場でオンラインで視聴を行い、会場参加829人、全国で数千人が視聴しました。愛知では労働会館で9人、豊橋市職労病院支部の組合事務所で4人が視聴。その他保険医協会や民医連事業所、自宅でも多くの方が視聴しました。
集会の様子は、YouTubeで視聴できます→→ https://youtu.be/04ID_DMld0Y
ゲストは、お笑いで政治に切り込むコント集団ザ・ニュースペーパーのお2人。菅首相と安倍前首相の風刺を交えたモノマネで笑いをさそいました。
国会議員挨拶では、2政党から挨拶がありました。
・立憲民主党 近藤昭一 衆院議員:「地域住民が負担を少なく安心に過ごせる医療体制を。現場の皆さんに自己犠牲を払わせるのではなく、国がしっかり保障していく」
・日本共産党 倉林明子参議院議員(医労連出身):「社会保障を削減し続けた結果、あまりにも脆弱な医療体制になっていたことが国民の目にも明らかになった。政治の転換が求められている。」
リレートークでは、
◆介護現場から(東京医労連):サージカルマスクを洗って何度も使用、情報が錯綜し、不安な中での介護。署名はドラゴンボールの元気玉と一緒。署名という小さなパワーをみんなで集めて、大きな力にしていこう。
◆歯科医師(保団連理事)より:厚労省が「緊急性のない歯科治療は考慮すること」と通知を出し、受診控えにつながった。ほとんどの歯科医院で患者数が激減。混乱をもたらした厚労省に怒りを禁じ得ない。
◆自治労連(ビデオ)コロナ対応の最前線から:自治体病院や保健所でも防護具不足により、医療従事者への感染リスクが高まった。雨ガッパの防護服、大量の汗をかき熱中症リスク。長時間勤務となり負担増。医療従事者の人員増が必要。
◆全日本民医連:コロナ禍で生活困窮、病院にかかれないという事例が増えている。山梨民医連では、 「いのちの相談所」活動として、 5カ所ある介護センターで相談窓口を設置。訪問、無料低額診療の紹介を行っている。
◆福祉保育労 群馬支部:保育園で3密を避けるなんて不可能。子ども達にマスクの徹底は難しく、日に2〜3回の園内の消毒。子どものために保育士の配置基準を引き上げ、安心安全の保育を。
などの発言がありました。
最後に、保団連・住江憲勇会長より、「医療社会保障の改善充実を求める世論を大きくすべく、さらなるご奮闘を誓い合う意思統一を」と閉会あいさつがありました。