秋のドクター・ナース・介護ウェーブ コロナ禍での医療・介護に支援を 反応良好で続々と署名集まる

「介護の日」に近い土曜の11月14日、医労連、民医連、自治労連は、名古屋栄で秋のドクター・ナース・介護ウェーブを開催。医療・介護の仲間ら5組織19名が参加。意思統一集会、アピールウォーク、署名行動を元気に行い、201筆の署名を集約しました(愛知社保協は協賛)。

栄公園で行った意思統一集会では、愛知県医労連・西尾書記長がコロナ禍での医療介護現場の労働実態を報告。「元気にアピールしよう」と呼びかけました。

愛知社保協の日下事務局次長が、社会保障情勢について報告。「75才以上の医療費2割負担化や、介護施設での食費の自己負担のUPなど負担増が狙われている」と改悪提案が相次ぐ減少を伝え、声をあげることの必要性を訴えました。

集会後は、栄ラシック前まで歩道をねり歩き、青年の「医療・介護に財政支援」「ボーナス削られ生活困る」コールでアピールしました。

栄ラシック前で署名宣伝行動。

署名中のリレートークでは、現場の看護師や介護職から「民間病院では、コロナで赤字になっても、助成が少ない。病院個々の努力ではどうにもならないところまできている。 国の責任で支援をしてほしい。」

「16時間夜勤、フラフラになりながら、眠気と闘いながら夜勤を頑張っている。コロナでいつもより大変な中働いているのに、ボーナスが減らされる。 こんなことでいいのでしょうか?」と訴えがありました。

また、「警察や消防は事件や火事が少なければ、給料が減らされますか?暇だからとボーナスカットされますか?なぜ病院だけ、患者が少ないからと給料が減らされなければならないのでしょうか?赤字の補填は国がしてくれないと、病院がなくなってしまいます。」との訴えもあり、共感を呼びました。

人が流れてしまいがちな栄ではありえないほど署名が集まり、列ができることも。「私も看護師です」「がんばってください」と励ましの言葉をかけながら署名をしてくれました。 

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公開:2020年11月18日   カテゴリー: