国の入院制限方針に抗議・県と市に緊急要請

愛知県医労連は、政府が「入院対象を重症者や重症リスクの高い人に限定し、それ以外は自宅療養を基本とする方針」と方針転換したことに抗議し、8月11日、愛知県と名古屋市に、「新型コロナウイルス患者の入院制限の政府方針を導入せず、新型コロナ感染拡大を抑止する早期発見・早期隔離・早期治療の体制強化」を求める緊急要請書を提出しました。

要請項目は以下の2点です👇

1. 医療を受ける権利を侵害し、在宅死を大量に招く「新型コロナウイルス患者の入院制限の政府方針」を名古屋市として受け入れないこと。また、このような誤った政府方針が自治体で広がらないよう撤回を国に求めること。

2. 新型コロナ感染拡大を抑止する「早期発見、早期隔離、早期治療」の体制を緊急に整えること。特にPCR検査の抜本的な拡充、コロナ対応病床の拡充、臨時医療施設の確保、宿泊療養施設の拡充、それを担うマンパワー強化を図ること。

公開:2021年8月11日   カテゴリー: