ケア労働者の大幅賃上げ実現の春闘に! 第80回臨時大会開催

1月16日(日)愛知県医労連はオンライン併用で第80回臨時大会を開催し、会場64名、リモート30名、合計9名が参加。22春闘方針案を採択しました。

大会議長

大会討論の発言では、10名(8組織+女性協・青年部)から発言があり、「機械では人の代わりにならない。すべての労働者に賃上げを」「政府の補助金を取得して賃上げにつなげたい」など退職が増え人手不足が深刻化していることや、人員確保のためには待遇改善が必要だという声が語られました。

新結成の稲沢クリニック労働組合から挨拶もありました。

春闘方針として、人の確保のためにも、「すべてのケア労働者の大幅賃上げを」つかみとる春闘にしよう!と意思統一しました。

日本医労連・佐々木委員長

来賓あいさつでは、日本医労連・佐々木悦子執行委員長より、「政府の賃上げは、対象を限定し看護師の半数以下しか対象にならず、ケアマネージャーも対象外。職員の分断につながりかねない。他の国ではコロナで奮闘する医療従事者に対し、賃上げに着手する国も増えている。私たちがマスコミなども通じて賃金引き上げの主張を繰り返し、国民世論も広がる中で、政府も改善に向かう姿勢を打ち出さざるを得なくなったと言える。22春闘で大幅賃上げを勝ち取ろう」と挨拶がありました。

愛労連・若井副議長

愛労連の若井副議長(生協労連)からは、「生協の介護職場でも、何年たっても賃金が上がらず、家族を持つことに不安を感じている。沖縄では人手不足による医療崩壊が現実に進む中、これでいいはずがありません。ケア労働者の賃上げ・人材確保は、現場と労働者の切実な要求というだけでなく、社会的に必要・不可欠な事だと思います。エッセンシャルワーカーの大幅賃上げ・増員アクション愛知がスタートしました。産別を超えて連帯を広げ、皆で大きく声を上げ行動してまともな処遇改善を実現しましょう」と挨拶がありました。

大会討論の発言では、10名(8組織+女性協・青年部)から発言があり、「機械では人の代わりにならない。すべての労働者に賃上げを」「政府の補助金を取得して賃上げにつなげたい」など退職が増え人手不足が深刻化していることや、人員確保のためには待遇改善が必要だという声が語られました。新結成の稲沢クリニック労組から挨拶もありました。春闘方針として、人の確保のためにも、「すべてのケア労働者の大幅賃上げを」つかみとる春闘にしよう!と意思統一しました。

大会後のスタンディング

大会後には、20名の参加で金山駅前にて「すべてのケア労働者に大幅賃上げを」と宣伝行動を行いました。

40分間でいのち署名10筆が集まりました。日本医労連・佐々木委員長も参加してくれました。

現場の看護師からは、「欠員があり、他病棟から応援を受けながらギリギリの人数でまわしている。人手不足は賃金や休みが少なく働き続けられないせいもある。 看護師の賃金は決して高くない。 患者さんの笑顔を見たいと頑張っている。」と署名への呼びかけがありました。

公開:2022年1月19日   カテゴリー: