#人をふやしてやりたいケアがある 医労連統一行動 県交渉&記者会見

11/10記者会見

統一行動日の11月10日、13時から県政記者クラブで記者会見を行い、中日・毎日・朝日・読売の新聞4社が参加。加盟施設訪問で調査した新人看護師の離職率の高さや、処遇改善の実態、県への要請内容について報告しました。

医療・介護現場では職員や家族の感染でますます人が足りず、入浴やオムツ交換の頻度が減り、患者・利用者さんのケアが十分にできないジレンマを抱えています。

現場の看護師3人が職場の実態を発言しました。

外来看護師「8月は救急車を月300~400台受け、当直でも休む暇もなかった。異動し1日でメンタル休職した看護師もいた。 県の医療従事者応援金がなくなり、危険手当をなくされた病院もある。看護師が働き続けられる環境整備、処遇改善、大幅増員を。」

訪問看護師「日常的に防護服を着用し感染リスクもあるのに、訪問看護やクリニックの看護師は、処遇改善の対象外。3分の1の看護師しか賃上げになっていない。中小病院には、大病院とは違う役割がある。」

「介護職は新しい人が入らず高年齢化し、70台でもヘルパーが辞められない。一人休めば他の人の分も訪問し朝から晩まで働いている。やりがいのある介護の現場で働き続けられないのはおかしい。」

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愛知県との懇談

愛知県との懇談

14時~は愛知県医務課・高齢福祉課と懇談。11人の参加で、看護・介護の増員、コロナ禍でも余裕ある人員体制、看護師・介護職が健康で働き続けられる職場環境、お金の心配なく目指してもらえる給付型奨学金、安全な医療・介護のための施策充実などを求めました。

賃上げ大宣伝

名古屋駅宣伝

17時~愛労連の賃上げ大宣伝、もう黙っとれん!賃金上げろ決起集会に参加しました。宣伝では、看護師さんが共感して署名をしてくれました。「シングルマザーでは、看護師の賃金でも子どもを育てられない。『いい給料もらってるでしょ』と言われるけど、それほど高くない。パワハラも多く、精神的に負担が多い。」と語ってくれました。

公開:2022年11月21日   カテゴリー: