有料老人ホーム「サニーライフ豊橋」で2016年より看護師として働いていた纐纈多津子さんは、「支配人のパワハラ」、「サービス残業」、「偽証の労働時間管理」が横行する状況をなんとかしたい、安心して働き続けられる職場にしたいと2019年12月にサニーライフ豊橋労働組合を結成しました。纐纈さんは労働組合の執行委員長として先頭に立って会社と団体交渉を行い、労働条件の改善とよりよい介護の提供を求めて活動をすすめてきました。
纐纈さんは、2021年6月、65歳以降の就労を希望したところ、就労継続を拒否されました。全国的には65歳以上の方が807人就労しており、看護師不足が常態化しているもとで、纐纈さんを継続雇用しないことは労働組合敵視・弱体化を狙った不当労働行為であることは明らかです。纐纈さんは、サニーライフで働く職員が守られ、利用者にも職員にも安心な施設となるよう裁判に立ち上がることを決意。地位の確認を求め、サニーライフ豊橋の運営会社・川島コーポレーションを相手取り、2022年2月7日に名古屋地裁豊橋支部に提訴しました。
全国150の事業所をもつサニーライフでは、パワハラや退職強要などが相次ぎ、愛知県外からも相談が相次いでいます。もの言う職員を排除する体質は許されることではありません。今回の争議の解決を通じて、すべてのサニーライフ・全国の介護施設が、ハラスメントのない働きやすい職場となると同時に、利用者にとっても安心できる施設になることを目指します。
次回裁判
次回裁判:2023年5月16日(火)10:30~ 名古屋地裁豊橋支部 10:00より裁判所前で激励集会を行います。
署名への協力のお願い
名古屋地裁豊橋支部に、事実関係を把握し、組合つぶしを狙った雇用継続拒否の不当労働行為性を認め公正な判断を求める要請署名をスタートしました。
署名にご協力お願いします👇
サニーライフ労働者を守る会への入会・カンパのお願い
裁判を支援する会を立ち上げました。支援する会へのご入会とカンパにご協力お願いします。
カンパ振り込み先: 東海労働金庫豊橋支店 サニーライフ豊橋労働組合執行委員長・纐纈多津子(普)4571240
サニーライフ労働者を守る会チラシ