●日時:5月28日(日)
10時~16時30分(9時30分受付開始)
●場所:労働会館本館 2階会議室
zoom併用
●講師:川嶋みどり さん
テーマ:「人間が人間をケアすることの価値」
●看護分散会 決定 13時20分~16時30分
講師:美須賀病院 看護部総師長:重見 美代子さん
愛知医療研究集会の午後の看護分散会は、愛媛県今治市の美須賀病院の看護部総師長・重美美代子さんによる
講演とディスカッションです。美須賀病院は、川島みどり先生の看護師の手を用いたケア「て・あーて、TE-ARTE」
(手を使うケア、オイルマッサージ等)や熱布パックケア、やポジショニング、ノーリフティングケアを実践してい
る病院です。今回、「て・あーて」を病院に導入することにした動機や導入までの経過、「て・あーて」塾での学び
や実践しての事例などについてお話しして頂く予定です。
美須賀病院は、この間の実践で得られた感動や喜びを日々の断片的な記録はあっても、その場限りでは個々の事例も
うすれがちになってしまうからと1冊の事例集にまとめられました。事例集のはじめにの中で、『て・あーてや
熱布パックケアは患者さんが「気持ちいい」と言って下さる、パンパンの手足の腫れが軽減する、食事摂取が出来な
かった人が食べられるようになるなど確実に快方に向かうことを自信にして取り組んできました。この体験を私た
ちの宝物にしたいと思います。』とつづられています。この分散会が、日々の忙しさに「やってあげたいけど、出来て
いない」、大切だと感じつつ過ぎてしまっている今の看護について振り返る機会となればと考えています。
是非ご一緒に考えてみませんか。
多くの方の参加をお待ちしています。