これからの看護師たちのために
11月1日、国共病組・名城支部の看護師が、パワハラで休職に追い込まれ、退職を余儀なくされたとして名城病院と上司の看護師長を名古屋地裁に提訴しました。
提訴後司法記者クラブで記者会見を行 い、NHKが夕方のニュースで報じました。会見には弁護団・国共病組・県医労連が同席しました。
記者会見ーパワハラなくすため闘う決意
会見では弁護団より、残業を命じられていないのに定時に帰ったことで、多くのスタッフの前で数十分叱責されるなどパワハラで精神疾患となり休職に追い込まれた。復職可能の診断が主治医からあったのに病院が復職させず、休職期間満了で退職に追い込まれた、と、裁判に至 った経緯について説明がありました。
その後、原告の看護師より、「私の他にもほぼ同じ時期に同じ看護師長の言動で精神疾患で休職に追い込まれた人が何人もいる。この異常な事態にも、名城病院は被害者に聞き取りもせず、 パワハラはなかったと調査を打ち切った。最も恐ろしいことは、パワハラをしている看護師長は今も新たな被害者を生み出している。 精神疾患は心の殺人です。」「病院という閉鎖された空間で『患者のため』と 奉仕・自己 犠牲を強いられ 看護師は苦しめられています。私は声をあげたことで退職に追い込まれましたが、泣き寝入りして辞めていった看護師はもっともっといます。看護師はモノではなく人間です。看護師にも安全に安心 して働く権利があります。」と訴えました。
裁判期日が決まりましたらお知らせします。みなさまご支援お願いします
【追記】
名城病院のパワハラ裁判について、たくさんの反響が来ています。
原告の看護師の会見での訴えをYouTubeにのせたので、拡散お願いします。
テレビで流れたのは少しだけですが、ぜひ彼女の憤りの声を聞いてください。
「同じ師長の言動で何人もの看護師が精神疾患に追い込まれました。」
「精神疾患は心の殺人です。外見に傷はありません。でも心は死んでいるのです」
YouTube https://youtu.be/LPubkdQDfXw