11月11日、介護の日・秋のドクター・ナース・介護ウェーブを開催しました。栄周辺で集会・デモ・署名行動を行いました(愛知県医労連・自治労連愛知県本部主催、愛知社保協は後援)。16団体から54名(昨年12団体32名)が参加しました。しんぶん赤旗に掲載されました。
集会 介護・看護の人手を増やして
医療の高度化、患者層の高齢化で現場の負担はますます増しています。職員に余裕がないと患者さんは声をかけてくれなくなる。諸外国と比べると圧倒的に人が足りません。声をあげなければ変わりません。楽しく行動しましょう。
看護師だけでなく医師や技師も不足し、地域医療の崩壊の危機。コロナの感染力は変わらないのに5類化で、コロナ手当廃止となり国は無責任。負担は変わらないのに処遇が減り、退職につながっている。経営強化の名のもとに自治体病院が統合・独法化されると住民が安心して暮らせない。
介護現場からの声
介護職員の人手が不足しているが、低賃金や労働条件に不安があり離職する人も多く負のスパイラル。とても忙しく職員どうしのコミュニケーションが不足している。介護福祉士をもっていても他業種への転職も多い。介護職の待遇を見直し、長く働けるようにしてほしい。
人手不足で派遣も無資格・未経験の人しか来ない。紹介料もどんどん上がり経営を圧迫している。一人職員が休むと早番~日勤など通し勤務で残業が増え、心身ともに疲弊し事故が多くなる。全産業平均より7万円賃金低く、政府の月6千円の賃上げでは足りない。ICT化で人を減らすのではなくより良い介護にしたい。
デモ 介護は人生に寄り添う素晴らしい仕事
デモ終了後に、栄三越前でのリレートーク・署名行動を行いました。8人がマイクを握り、「若い職員が結婚して家庭を養っていけるだけの安定した給与がもらえるように」「その人らしい最期を支えたい。みなさんの家族が介護が必要になった時に暖かい介護・看護ができるよう署名をお願いします」「介護はやりがいがある仕事。たくさんの人の人生を支えることができる。大変な割に給料が安く担い手が少ない。」と訴えました。
コロナ明けで人通りが増えており、両側で路上ライブをしていた関係でみなさんの訴えが聞こえにくく、次回からの実施方法に課題が残ります。それでも、「友達が医療従事者で」という方など若い方も署名に協力してくれました。署名は合計で76筆(大幅増員署名63筆、介護署名12筆、看護師処遇改善1 筆)が集まりました。
オータムパーティ
署名後には青年部主催で、バーデンバーデン栄にてオータムパーティを行いました。コロナで自粛していたため、4年ぶりの開催でした。お絵描きゲームで交流し、職場を越えて新たなつながりができました。
参加―16団体54名(全医労2、国共東海1、名古屋リハ3、民医労:名南1、北3、みなと3、南2、尾張3、自治労連:本部1、半田1、西尾1、豊川1、医労連書記局5)、民医連25