名城病院看護師裁判、はじまるー23.12.20

名城病院看護師が看護師長をパワハラで提訴

 

12月20日、国共病組・名城支部の看護師が上司のパワハラで休職に追い込まれ、退職を余儀なくされたとして名城病院と上司の看護師長を相手に提訴した裁判の1回目が行われました。
寒風吹きすさむ中、同じ国共病組の東海支部や愛知国公の方々など21人が傍聴に駆けつけました。原告の看護師からは、「初めての裁判で不安はあるが、今回のことは曲げられないこと、ご支援をお願いします」と発言されました。被告側の出席はありませんでした。

「看護師はモノではなく人間です。」

 1回目の裁判で意見陳述が行われ、原告からの意見陳述では他の職員の前で20分も30分も怒鳴り散らす上司の執拗なパワハラの様子が語られました。そして、「心身ともにボロボロになり休職に追い込まれました。名城病院は黙認したまま。相談窓口に相談しても、1年経っても連絡はない。」と病院の対応への不満や、上司や病院によって「28年の看護師キャリアを奪われ、あたりまえの日常生活を奪われた。」理不尽さについて語られました。

 最後に「泣き寝入りで辞めていった看護師はもっとたくさんいる。看護師はモノではなく人間です。看護師にも安全に安心して働く権利があると裁判所に認めて欲しい。」と意見陳述しました。

次回裁判日程

次回裁判は、2月19日(月)13:30~ 名古屋地裁にて行われる予定です。

公開:2023年12月27日   カテゴリー: