全医労はストライキをかまえて2月29日に交渉にのぞみ、大幅な賃上げとなる2次回答が出され、3月1日はストライキを回避し全国で宣伝行動に取り組みました。愛知では名古屋医療センター前と豊橋医療センター前に組合員と支援者がかけつけ、宣伝を行いました。
労働組合だからこそできること
名古屋の宣伝では、愛知地区の長尾書記長より「2.9%のベースアップ回答があり、非常勤も8%の時給引上げと大幅アップとなった。ストライキは回避されましたが、ボーナスは国家公務員より低く、若手看護師は、公務員と比べ年収で15〜20万円ほど格差が残っています」と交渉経過が説明されました。
愛知国公・国土交通労組・全労働や自治労連、名古屋市職労、郵政ユニオン、ふれあいユニオンなど応援にかけつけた単産から「ストライキをかまえて交渉しベアを勝ち取ったのはすごい」など連帯あいさつがありました。
組合の交渉で賃上げされたんだよと対話
豊橋医療センター前には愛労連や東三河労連からの応援含め18人が参加。強風の中、通勤してくる職員に200枚のニュースを手渡し、「組合が要求したからこんなに上がったんだよ、そうじゃなかったら500円だったよ」と対話しました。非組合員に加入の声かけも行いました。