3月7日、日本医労連の対政府交渉が行われました。愛知からの参加者6人は、厚労省交渉(看護・介護・医療)に参加しました。
看護
看護の交渉では、近藤書記次長より、「愛知では夜勤ができないことで、常勤を辞めるように言われた看護師もいる。家庭の事情等で夜勤ができなくなると経験が豊富な看護師でも粗末に扱われる。」と実態を発言。誰もが働き続けられる環境整備を求めました。また池田書記次長からは特定行為のような診療の補助だけでなく、看護師の仕事の療養の世話の部分もきちんと評価をしてほしい。」と要望しました。
参加者からは「人員不足が深刻で夜勤回数も増え、現場でじっくり話を聞くことができない。私たちは患者さんとしっかり向き合う時間が欲しい」と切実な訴えがありました。
介護
名南会のケアマネの榊原さんは、「これまでの処遇改善は、ケアマネは対象外となっている。ここのままでは成り手がいなくなる。ケアマネにも処遇改善を行ってほしい。」と要望しました。また井上稚執行委員が「人手が足りない。募集しても若い人の応募がないのはやはり、賃金が低すぎるからだ。若い人に選んでもらえる、人が確保できるだけの賃金に改善を」と発言しました。
矢野書記次長からは今回の報酬改定で賃上げについて「毎月支払われる手当でも可」という部分を削除し、ベアのみとの条件とするよう迫りました。