4年ぶりの女性交流集会が開催
4/20-21日本医労連東海北陸ブロックの女性交流集会がコロナ禍を経て4年ぶりに岐阜で開催されました。
東海北陸の6県から27人(お子さん1人含む)が集まり、社会保障や共済の学習と交流をおこないました。
1日目は交流会
集会初日は夕食交流会から始まりました。
ホテルのコース料理に舌鼓を打ちながら各県からの参加者が一言ずつあいさつをして交流しました。
2日目の学習
2日目は、二つの学習を行いました。1つ目の学習は、中央社保協・林事務局長より「軍事費の増額ではなく社会保障の拡充を」をテーマに社会保障について学習を行いました。
実質賃金は、下がり続け所得の中央値は25年間で、540万円から440万円に低下。日本の貧困率はG7の中で最悪、年金をもらっても働かざるを得ない。軍事費は聖域で、軍事費を上げる時には「財源がない」とは言わない。社会保障になると途端に「財源がない」と言い出す。大企業・富裕層などにきちんと税金を取れば財源は生まれる。
マイナカードは任意と言いながらこれまでの保険証をなくそうとしている。強制はいけない「現行の保険証を残してください」署名を4/25に国会に提出するのでご協力を、と呼びかけがありました。
グループ討論
2つ目の学習は、岐阜県医労連・河嶌書記長による共済学習「この物価高 保険を見直して家計軽減をしよう」が行われました。セット・火災・自動車共済の優位性を学習しました。岐阜県医労連では、1年間に加入者162人のうち100件1,163万円の給付(54%)、某民間保険は、給付率5.5%、いかに医労連共済加入者に寄り添った内容か分かります。共済は、助け合い、労働組合は助け合いの集まりです。「え、まだ入ってないの~」と周りに広げましょうと提起がありました。
その後、各グループで講演の感想やそれぞれの職場のことなどを交流しました。参加者からは、「社会保障を身近に考えるきっかけになった」「共済のことが良く分かった」など感想が出されました。集会の最後に、岐阜県医労連加藤委員長より、「楽しく、来年も続けていきましょう」と閉会のあいさつがされました。