11.7医労連統一行動 県交渉・記者発表
統一行動日の11月7 日、13 時から県政記者クラブで記者会見を行い、3社(中日新聞、読売新聞など)が参加しました。加盟施設訪問で調査した看護師確保の困難さ(目標の75%しか確保できていない)や、春闘アンケートで賃金不足額が4万2千円を超えている実態について報告しました。また、現場の看護師が実態を発言しました。
看護現場より
看護師不足で病棟が1つ閉鎖となっている。
病棟の看護師が足りないと一番危険なことは、病状の悪化に気づくのが遅れたり、患者が転倒して骨折や脳出血など命や人生を左右するようなことにつながってしまう。
看護師の責任となり精神的負担も大きい。
人がもう1 人増えればできることが増える。
現場の声を受け止めてほしい。
外来看護師からの声。看護師が5 人退職。
聖徳太子のように一人で複数の患者の診察介助をしないといけない。
夜睡眠をとっても翌朝まで疲労が残り、立っているのも大変、勤務中に吐き気がするほどの疲労。
このままだと過労死する、みんな辞めていってしまう。
長く働き続けられる支援を。
愛知県との交渉
14時からは愛知県の担当者と懇談を行いました。
13人の参加で、現場の実態を伝えながら、看護・介護の人材確保・離職防止、紹介料の高騰への規制、ハラスメント対策、物価高騰での支出増への支援、お金の心配なく目指してもらえる給付型奨学金、安全な医療・介護のための施策充実などを求めました。
昨年まではコロナ禍で懇談時間が1 時間に減らされていましたが、今年から2時間に戻してじっくり懇談できました。