介護・看護の人手増やして
11月9日、介護の日・秋のドクター・ナース・介護ウェーブを開催しました。矢場町周辺で集会・デモ・署名行動を行いました(医労連・民医連・自治労連主催、社保協は協賛)。
16団体から37名(昨年16団体54名)が参加しました。
しんぶん赤旗、愛知民報に掲載されました。
集会
介護分野で働く職員は最賃ギリギリで働くひとが多く常に人手不足など奥の問題を抱えている。やりがいはあるけど働き続けられない現実がある。
これ以上職場を去っていく仲間をみたくない。今日は楽しく元気にアピールしよう。
まだまだ不十分だが署名の力で、処遇改善の制度を変えさせてきたことは間違いない。
いのちを守る医療にあって地域間で格差があっていいわけがない。
地域住民の健康を守るために公立病院の医療の充実が必要。
そのためにはそこで働くスタッフの処遇や労働環境の改善が必須。
職員一人ひとりが頑張っているが、一番苦しいのは人手不足。求人をかけても1年以上もこないなど慢性化。
現場へのしわ寄せがきている。利用者のために無理な勤務でも頑張っている。余裕がないことで職員間の気持ちのすれ違いも出てきている。
全産業平均7万円の差の改善をしてほしい。
2025年4月から名古屋市総合リハビリセンターの病院部門のみ市大化となる。
この間の運動の中で、やはり行政の姿勢で医療の在り方も大きく変わってしまうのだと感じた。
私は、病気や障害を持った弱い立場のひとがより良く生活していける医療や介護の実現が必要だと感じる。
介護は人生に寄り添う素晴らしい仕事
若宮広場から栄周辺を経由して矢場町高架下までで「忙しすぎて休憩取れない」「患者に寄り添う時間がほしい」「いいケアするのに時間が欲しい」など青年部のコールで音楽にのせて元気よくデモをしました。
パレード終了後に、矢場町高架下からくり人形前でリレートーク・署名行動を行いました。
9人がマイクを握り、「若い職員が結婚して家庭を養っていけるだけの安定した給与がもらえるように」「その人らしい最期を支えたい。みなさんの家族が、介護が必要になった時に暖かい介護・看護ができるよう署名をお願いします」「介護はやりがいがある仕事。たくさんの人の人生を支えることができる。大変な割に給料が安く担い手が少ない。」と訴えました。
看護大学4年生という方は、署名に気づき自ら寄ってきて署名に協力してくれることもありました。合計で79筆(大幅増員署名78筆、介護署名1筆)が集まりました。