加盟施設訪問 11月までに33施設訪問・のべ118人参加

毎年10月に加盟組合のある病院・施設を訪問し、経営者と人員確保・定着のために努力している点や苦労していること等を懇談、秋闘での誠意ある回答を要請する「加盟施設訪問」を今年も10月1日から実施しました。
10~11月中で33施設を訪問。当該の組合役員や、県医労連の執行委員が懇談に参加。26組織のべ118人が参加しました。
人員確保ができず経営者から悲鳴
紹介業者を通じないと求人を出しても応募がない、新人が目標数確保できない、と人員確保に苦労していると話される病院が多くなっています。
介護職も「日本人の応募は数年来なく、外国人技能実習生だのみになっている」と言われる病院も。
マイナ保険証の利用率を聞いたところ、低いところでは2%~高くても20%で、「高齢者には誰かつかないと操作が難しい」「精神科の患者さんには利用は無理」「国からは増やせと言われポスターなど貼っているが、強制なのか?とクレームもある」など、現場のみなさんのジレンマを感じました。
県医労連の執行委員会でも情報共有し、11月の記者会見や県交渉・厚労省交渉にも活用させてもらいました。
大幅増員署名・臨時の報酬改定を求める団体署名に協力
懇談では、3年目となる大幅増員署名やベア評価料の制度改善・臨時報酬改定を求める団体署名への協力をお願いしました。
介護施設では、介護署名、6年ぶりの介護労働実態調査を紹介し、経営者に協力を依頼しました。4月に訪問介護の基本報酬が引き下がったことでの影響も聞き取りました。
単組・支部でも署名やアンケートに積極的な取り組みをお願いします。